子供に英語を始めさせたいが、どこの教室に通わせるべきか迷っている。
近くの英語教室を探してみたが、たくさんあって選べない。そんなママパパに向けて、英会話教室を選ぶ際に絶対に外せない選ぶときの基準7つ紹介します。
まずは体験に行ってみよう!
この記事で紹介する7つの基準全てが当てはまる英会話教室があればいいですが、地方のような英会話教室数の少ない場所で完璧に条件を満たす教室を探すことは難しいでしょう。
そこでまずは通える教室に体験に行き、最低4つは条件が当てはまるのかどうかチェックしましょう。
子供が成長できる英会話教室を選ぶ時のポイント7つ
1 音をベースとした指導かどうか
言語は「文字」ではなく「音」から学ぶ。
具体的にはPhonemic awareness(音声認識)から始まりPhonics(音と文字の関係性を学ぶ学習法)の重要性を理解し、レッスンでも十分な時間をとっているかを確認しましょう。
2 英語ネイティブの講師がいるか
英語を第一言語で話す(アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア)講師がいるかを確認しましょう。
様々な意見はあると思いますが、私はネイティブに教えてもらうのが一番だと思います。
状況に合わせて適切な言葉を選ぶ力はネイティブしかできないからです。
ネイティブの言葉には重みと深さがあります。
3 英語のレベルごとにクラス分けにしているか
子どもの言語発達には年齢以外にも家庭環境、生活環境が大きく影響します。
幼い子でもしっかりと論理的に話せる子だっています。
英語でも単語レベルの子、文章で会話ができる子がいますし、年齢は関係はありません。
大切なのは「何ができて、何ができるのか」を基準に、その子に必要なレッスンが提供できるクラスで英語を学ぶことです。
4 レッスン時間は十分か
英語習得には2000時間かかると言われています。
小・中・高の授業時間(1000時間)があるとしても、残りの1000時間を自分で補う必要があるといえます。
週1回1時間程度の英会話教室が多いですが、これだと約20年間かかることになります。
「なんと、私の英会話教室では20年後に英語が話せるようになります!」
誰も通いたくありませんね。
英語教育に教養のある英会話教室なら週1回1時間で英語が話せるようにならないことくらいわかるはずです。
5 ”英語で”学べるレッスンかどうか
英語教室は英語を学ぶところですが、英語を知っているだけでは「使える英語」を身につけたとはいえません。
「英語で何ができるのか、どんなことを話せるのか」という内容を伴った会話が求められる時代になります。
そこで”英語で”学ぶ必要があるのです。
英語で世界のスポーツを学ぶ。
英語で世界の料理を学ぶ、そして作る。
英語で旅行計画を立てる、実際に旅行してみる。
”英語を学ぶ”だけだとモチベーションを維持しづらいですし、学習効率も下がります。
”英語で”新しい世界を学べるレッスンが提供されているのか、しっかりこの点をチェックしましょう。
6 日本人講師がいるかどうか
学年が大きくなるにつれて日本人の講師の重要性は増してきます。
小学校5、6年生には日本語で文法を教えたほうが効率がいいからです。
日本人特有の間違いや分からないところを具体的に教えられるのが日本人講師のいいところです。
7 宿題やフィードバックはあるか
日本にいれば「英語環境」を作る努力が必要です。
ただ生活するだけで英語を使う機会のある海外とは違います。
そして覚えたことを「使える英語」として定着させるには何度も反復練習が必要です。
ただ楽しかった、だけで終わりではなく、結果にまで責任を持つ学校がいいでしょう。
具体的に何が出来るようになって、何が苦手で、どんなところを伸ばしていきたいのか。
生徒一人一人の課題と向き合ってくれる学校が理想です。
無理に英会話教室に入れる必要はない。
当てはまる英会話教室がなければ無理に子供を通わせる必要はありません。
それならサッカー、野球、水泳などのスポーツをやらせたほうが子供のためになります。
もし気になる英会話教室があれば以下の7点をチェックしてみましょう。
1 音をベースとした指導かどうか
2 英語ネイティブの講師がいるか
3 英語のレベルごとにクラス分けにしているか
4 レッスン時間は十分か
5 ”英語で”学べるレッスンかどうか
6 日本人講師がいるかどうか
7 宿題やフィードバックはあるか